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重陽の節句

重陽
中国では奇数は陽の数で,偶数は陰の数とされて,陽数(奇数)は縁起がよいとされています。

一桁の数の中で9は一番大きい陽の数で,9月9日は,9が重なることから重陽(ちょうよう)の節句,または九重(ここのえ)と呼ばれ,1月1日の元旦,3月3日の上巳(じょうし)(ひな祭り),5月5日の端午(たんご),7月7日の七夕(たなばた),そして重陽の,五節句の中で最も重んじられてきました。

また,重陽の節句は別名「菊の節句」ともいわれ,古代中国では「翁草,千代見草,齢草」とも呼ばれ,中国には,2000年以上の菊の栽培史があり,その品種は3000〜4000種にも及ぶといわれています。



人々が菊を好むのは,その美しい花を愛(め)でるばかりでなく,寒い晩秋の風が吹きわたり,草や花々が枯れたころに,白や黄金,赤紫色の菊が輝くように咲きほこるという高貴な徳を讃えるからです。

そして,寒さや霜に負けない菊を「不老草」であると見なして,長寿を意味する「延寿客(えんじゅかく)」とも別称しています。

また,菊の花は漢方薬の一種でもあり,熱を下げて毒を消し,視力を回復させ,風邪による発熱・頭痛・咳・咽喉(のど)の痛みなどを取り除き,肝臓による目の充血や腫れと疼痛,目まい,頭のふらつきを改善して,肺を潤し,腎臓の働きを高めるなどの効能があるとされています。

菊の花は食べることも,お茶として飲むこともできます。




日本の重陽の節句

我が国,日本には,平安時代(781〜1185)の初期に伝来して宮中の行事となり,紫宸殿(ししんでん)(天皇の住居の建物の一つで,重大な儀式が行われる)において,当時は中国から渡来したばかりの珍しい花であった菊を眺めながら,「観菊(かんぎく)の宴(うたげ)」が催され,詩歌(しいか)を詠(よ)んだり,菊花酒を飲んで邪気を祓(はら)い長寿を祈りました。

当初は貴族社会だけの行事でしたが,時代が新しくなるにつれ,武家社会,庶民へと徐々に広がっていきました。


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